「自得」は難しい?
「富貴に素しては富貴を行い、貧賤に素しては貧賤に行なう」
(中庸第一四章)
富んで身分の高い境遇の時は、そのような者として当然成すべきことを成し、貧しく身分の低い時はその境遇にふさわしい様に振る舞えば善い。
どんな環境にあっても、それに振り回されてはいけないという戒めです。
本当の自分というものが分かっていれば、お金があろうがなかろうがどんな苦労にあっても悠然としていることが出来る。いかに自分というものをつかむことが出来るかが大事なことである。これが「自得」である。 (寺師睦宗)
無理をして背伸びしたり、境遇を嘆くより、ありのままの自分を受け入れその中で出来ることを見つけることが何よりも重要なことなんだと思う。
パラリンピックの選手で「最初は障害をとても悔やんでいました。確かに不便と思うことはありますが、不幸だとは思いません。逆に障害になったことで多くのことを学び、障害になる前よりも多くの友を得ることが出来ました。」とコメントしているのを思いだした。
「自得」出来ていますか?
「閑に耐える」のは難しいか?
公私問わず、退屈な時はある。
そんな時は、何もしていないのに非常に疲れたりします。
多分、仕事で忙しかったりする時よりも疲れるものです。
おまけに暇な時ほど、碌でもない事を考えたりしてしまうものです。
故事で「小人閑居して不善を為す」と言うものがありますが
これは「愚か者は暇(退屈)だと、ろくでもない事しか考えない」と言う意味だそうです。
ゆっくり身体を休める事も大切ですが、普段出来なかった事(勉強や読書など)や、なかなか会えなかった人にあったり、自分をじっくり見つめ直す時間に使うなどして、退屈しないような時間作りを日頃から心がけたいものです。
本日快晴、富士山冬の姿に。
今日は朝から快晴の良い天気となりました。 
今週に入り、急に寒さが厳しくなったようですね。
富士山もかなり雪が積もっていました。
今朝は快晴だったので、富士山見た人は結構多いんじゃないでしょうか?
こんな感じでとっても綺麗でした。

これだけ雲がなく、綺麗に見れるのは久しぶりかも・・・。
やっぱり雪がある富士山は絵になりますね。
富士山に雪があるのは良いのですが、この調子で寒さが厳しくなると
朝起きるのがだんだんつらくなるのは困ったものです。
そろそろ防寒グッズの備えが必要かも・・・。
つかの間の休日
先日、ちょこっと休んで季節外れですが、ビーチに 行ってきました。
う~ん。思ったより涼しい![]()
まだ泳げるかと思ったのに・・・。
海は綺麗でした。

「結局何しに行ったの?」
のんびりくつろいだだけかなぁ。
あっ、そうそう、ヤドカリウオッチングしてました。

「アホか!」![]()
いつまでも拘っていては・・・。

聞いている方もなんだかブルーに・・・

いつまでも拘っていては、楽しくないし、気持ちよく物事に取り組めないのではないでしょうか?
物事には道理がある訳で、あまりこだわりすぎては良くないのでしょうか?
過去の失敗は素直に反省をして、自分を軌道修正することも必要かも。

つまらないとか、頭にくるとか、つらくてやってられないとか愚痴をこぼして一日一日を過ごす事より、もっとやり方を変えたり、考え方を良い方に捉えたり(転換)して、一日一日気持ちよく、またわずかながらでも進歩あるものとしていきたいものです。

富士山頂にうっすら雪が・・・。
先週肌寒い日が続いたと思ったら、今日の富士山の山頂にうっすら雪が積もっていました。
多分、先週中に積もったものだと思いますが、先週は富士山の姿がなかなか見れませんでしたので・・・。

各地で紅葉も見頃になってきているようで、過ごしやすい季節もそろそろ終わりに近くなってきた感じです。
今日から11月。今年もあと2ヶ月を残すだけとなりました。
年末に向けてもうひと頑張りしていきましょう。
「気を養う」
「吾が浩然の気を養う」
(孟子)
浩然の気とは、何者よりも大きく最高に強いもので、少しも曲がることがなく、まっすぐに養えば天地の間いっぱいに満ちるものである。
日常にあふれるつまらぬ小事にこだわってくよくよしたり、私利私欲に振り回されるのではなく、もっと大きく広い心を持って、思いっきり元気で、天地いっぱいに充満させて、力強く生きていこうという事のようだ。
紅葉の秋、山や森に出掛けて、すがすがしい自然の中で、気を養って、元気いっぱいになりたいものですね。
強い「意志」ありますか?
有名な一本背負いから、「平成の三四郎」の異名をとり、92年のバロセロナオリンピックでは、試合10日前に、現地で稽古中に大怪我をし、練習はおろか、まともに歩くこともままならない状態から、輝かしい金メダルを獲得した。
この金メダルを取れた事は、ソウルオリンピックの苦く、苦しい経験があったから・・・。
金メダルを期待されながらも、三回戦敗退。出発時には多くの人が群がり、たくさんの声援を受けたにも、帰りはだれも迎えがなく・・・。本人いわく、かなり人間不信に陥ったと言っていました。

しかし、自分の負けている試合の陰で、「すいません」と涙ながら頭を下げる両親の姿を見て、「俺は今まで自分の事しか考えていなく、なんて愚かな人間なんだ。自分がここまでやってこれた(強くなれた)のは両親や多くの方々が支えてくれたからじゃないか」と気づいた。
そして、今度は今まで支えて下さった方々に恩返しをしようと強い意志で望んだ結果だと語った。
「志は精神の大統力である」
人は志なくしてはよりよい人生を生きる事は出来ないだろう。
そして人は失敗や大きな挫折によって、何かを学ぶことにより、人間的に人一倍大きくなるものだと感じた。
講演では「挑戦する事の大切さ」と「感謝の心」に熱いものを感じた。
身の丈を知る。
「寵利勿居人前、徳業勿落人後、受享勿逾分外、修為勿減分中」
(菜根譚16)
「身の丈にあった楽しみを善とし、怠り無く修養に励むべし」
分不相応な事をした楽しみや幸福、たまたま運よく授かった物というものは、天が人を試すためにまいた餌か、あるいは人の世に仕掛けられた罠である。
そんなことも知らず有頂天になっていると、すぐに策略に引っかかってしまう。
よく芸能人の過去でテレビなどでやっている天国と地獄のドキュメントみたいなものだ。
人間は思ってもいない幸運にめぐり会ったり、予想以上の結果が得られたときほど、それが分相応かどうか冷静に判断して対処しなければならない。
身の丈を知り、何が起こっても気を引き締めて、冷静にかつ向上心を持って行動したいものです。

