社長ブログ
反捕鯨団体「シー・シェパード」って!
昨年から南極海で捕鯨調査を行っている日本船(日新丸、第二勇新丸、第三勇新丸)に対して米国環境保護団体(反捕鯨団体)「シー・シェパード」が捕鯨反対を理由に信号弾を発射したり、劇薬(酪酸)を投げ込んだり、また船に体当たりをしたりと妨害行為を続けている。
「シー・シェパード」は海の自然環境保護のために警備することを目的としているようだが、その活動のほとんどは捕鯨船に対する妨害行為のようだ。
クジラを守るために、人を攻撃し、殺しても良いと思っているのか?
とんでもない団体だ!
抗議をするのであれば、もっとやり方があるだろう。
日本の捕鯨調査は国際捕鯨委員会の国際捕鯨取締条約で認められているものである。
またここ数年でクジラは増えておりその食糧としての他の魚の減少が問題にもなってきている。何せ世界の鯨が1年間に食べる水産生物の量は、2.8億~5億tにのぼり、全世界の漁獲量(約9000万t)の3~6倍に匹敵するとも言われている。

まして、クジラは日本の食文化で昔から庶民の間で利用されてきたものだ。
諸外国のようにクジラの油、髭、歯だけをとって鯨肉をはじめとする他の部分はほとんど廃棄してしまうような事はしない!
日本人は、クジラを油や肉だけではなく、骨や皮まですべて捨てることなく利用してきました。料理法においても、刺身、たたき、ベーコン、鍋、大和煮など一般的なものから、軟骨、さえずり(舌)、百尋(小腸)、百畳(胃袋)、うでもの(その他内臓)のように内臓も余すところ無く利用します。鯨皮も刺身やおでんの食材として利用されます。
このように、鯨は捨てるところがないといわれるほど利用の途が多く、食材以外の用途としても、鯨髭は裃の型持ちや、からくり人形や文楽人形のバネに、歯は笄(こうがい)・櫛などの細工物に、鯨皮は膠(にかわ)や鯨油に、筋は木綿を叩く弓の弦などに、鯨骨は鯨油や肥料に、油を煮出した後の骨粕は肥料に、血は薬用に、脂肪は鯨油に、糞は香料(竜涎香)に用いられてきました。
鯨を全て余すことなく利用する日本の鯨文化こそ、クジラを最も愛する国民ではないだろうか?