社長ブログ
ヤンキースの松井、悲願のワールドチャンピオン!
4日夜、当地のヤンキースタジアムでの米大リーグ・ワールドシリーズ第6戦で、ヤンキースの松井秀喜選手(35)は先制本塁打を含む3安打6打点と大暴れ。自身初のワールドチャンピオンに輝き、チームメートと喜びを分かち合った。
おまけに、日本人初の最優秀選手(MVP)に選ばれた。

おめでとうございます!
今期、イチローの活躍で、すっかり陰を潜めていた松井選手。
ヤンキースからは今期限りで契約終了と言われていた松井選手がそんな話を吹き飛ばすような大活躍だった。
大歓声に包まれたヤンキースタジアムのこの日の主役は間違いなく松井秀だった。松井秀は言った。「神様? 何か、そういう力が働いたのだと思う」。ならば野球の神様は、逆境を乗り越えてきた松井秀の強さやひたむきさに、ほほ笑んだのだろう。
前回のワールドシリーズ出場から6年。「ヤンキースで世界一になりたかった」という松井秀はこの間3度も体にメスを入れた。
06年5月に左翼手でスライディング捕球をして左手首を骨折し、日米通算1768試合連続出場がストップ。「鉄人」ぶりを示す数字が途絶えたのを境に、苦悩の日々を迎える。日本時代からの古傷の左ひざをかばうあまりに右ひざを痛めて手術したのが07年11月。すると、翌年9月には左ひざが悪化し、手術のため3年連続で戦列を離れた。
左ひざは今も水がたまることがある。今季は守りたくても指名打者が専門。出番がない日も多かった。出たり出なかったりの不遇の日々で、リズムを失い、凡打の山を築いた。6月の月間打率はわずか2割4厘。「首の皮一枚でつながっていた」
出番がなかった次の日の打席では、よく力んで引っかけたゴロを打つ。それが分かっているからだろう。松井秀は「過去は振り返らない」と繰り返す。そう思うことで前を向き、ひたむきに努力する。クールでなく、人間味あふれる強さがのぞく。
優勝後の会見で松井秀は「苦しいと思ったことは決してない。プレーや試合ができれば決して苦しくない」と、野球に対する純粋な思いを口にした。
逆境を乗り越えて、夢の舞台で最高の活躍!
ひたむきな努力は必ずどこかで実るものだ。
松井選手を見て思った。