社長ブログ
上士・中士・下士。
上士は道徳を重んじ、中士は功名を重んじ、下士は詞章を重んじ、斗筲の人は富貴を重んず。
(品操)
人間の本当にできた人は道徳を重んずる。中等の人間は功名を重んずる。下等の人間は文学とか詩歌、芸術といったものを重んずる。斗筲の人(一升枡や箕で量るような人間、いわゆる一山百文)の人間は富貴を重んずる。
古今の士に率ね三品有り。上士は名を好ます。中士は名を好む。下士は名をも知らず。
(品操)
下士は名を好むことすら知らない。名などどうでもよい、ただ金さえあればよいというわけです。世の中にはこういう人間がなかなか多い。これを下士という。それが少し飯が食えるようになると、名誉・名声が欲しくなる、名刺に肩書を刷り込みたくなる。こういうのが中士。そんなこともばかばかしくなってくると初めて上士であるというのです。
(安岡正篤)