社長ブログ
「従業員の幸せ」が会社の存在価値
先日カンブリア宮殿を視聴した際に、亀戸の升本フーズ社長の塚本光伸さんがご出演されていました。
1905年酒屋として創業、その後大衆居酒屋から大衆割烹、2001年には弁当事業にも進出し、年商22憶円、そのうちの8割を弁当の売り上げで占めている。
大手が出来ないのではなく、大手がやると採算が合わないものを自分の会社の体力、体格で出来るもので戦う大手に負けない弱者の戦略を取り入れ、食べて美味しいかつ安心、品質の差別化や地産地消、マクロビオティックにも力を入れている。
社長の塚本さんはもともと飲食業は大嫌いだったそう。
小さい頃飲食店を営んでいたご両親が朝から夜遅く自分たちが寝るまで働いていたのに、それでも生活が豊かにならなかったからだ。
しかし大人になり転機が訪れる。箱根の森美術館へ行った時に、働く若い社員が生き生きしていることに感動。それが飲食業のうかいグループが経営しているという事で、創業者の社長に面会、そこで「利は人の喜びの陰にあり」人を喜ばせることは大きな価値があるんですと言われる。そして、あなたの所へ来た人をさらにもっと幸せにして帰しなさいと言われた。
そこではっと気づき本気で飲食業に向き合うようになったと。土日休みもなく、夜遅くまで営業していた飲食店から、従業員の幸せを考え、良い労働環境、条件、給与を見直す。弁当事業に参入し経営スタイルを進化させる。
一度きりの人生だから、と思った時に何の為にというのは幸せになる為に働いているんだと。人を喜ばせたいと思う気持ちのある人は美味しいものを作るし、教えなくても人を喜ばすために勉強していると。だから社長の塚本さんは「幸せを感じる従業員がいる事が会社の存在価値」なんだと。だから幸せだと思う人が一人もいなくなった時点で会社の存在価値はないと思っているとおっしゃていました。
なかなか言えないお言葉だと思いました。およそ世の中の中小の経営者の中には会社は自分のもの、社員を駒扱いしているところも少なからずあるだろう。従業員が頑張って働いてくれるおかげで会社は成り立っている。社員を大切にする事で、社員はお客様にも喜んでもらいたいと思う気持ちが芽生え、その為に何をすべきか自分から進んで行動するようになるのだと思う。それが結果的に会社の結束力や業績にも繋がってゆくものだと思う。これからも肝に銘じて取り組んでいきたいと思った。

