社長ブログ
他と自分を区別隔てることなし。
先日の法事でのこと、住職の説法で、修証義の中に
「海の水を辞せざるは、同時なり。この故によく水あつまりて海となるなり」
とあります。同時というのは、相違しない、つまり同じであるということです。
川にはそれぞれ名があり、綺麗な川もあり汚れた川もあります。
しかし、ひとたび海に流れ込めば、名もなくなり海になるのです。
海は川の大小、清濁を問わず受け入れるのです。
道元は訳隔てなく、「自にも、他にも不違」の同事行を説きましたと。
深い言葉ですね。
およそ人は気に入らない事を言われたり、行動をされると悪口を言ってしまうものです。
しかし、それは自分に置き換えれば、気をつけなければ、と思うものです。
それが同時の修行なのです。そう思えば、相手に対しても理解と思いやりが
でて、智慧ある叱り方も出来るんだろうと思います。
もっと徳のある人になりたいものです。