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21万円の車、タタの「ナノ」って!

2009年3月23日、インドのタタ・モーターズは世界最安価格の小型車「ナノ」を発表した。
タタは、スズキに次いでインド第2位の自動車メーカーであり、英国のジャガーやランドローバーを買収するという積極的な動きをしている会社だ。
ナノの価格は約11万ルピー、日本円で約21万円、発売は4月で最初の予約限定販売は終了、7月頃から納車されるとの事。日本では、小型車でも100万円程度するから、ほぼ5分の1。かなり年数がたった中古車の値段だ。高級なエアコンや大型冷蔵庫なみの値段でもある。安くするために、さまざまな工夫が行われている。もちろんエアコンはない。助手席側のバックミラーもなくし、ワイパーは1本だけ。通常4本あるホイールのボルトも3本に減らされている。プラスチックも多用されている。
ナノ2
業界では、「到底、自動車と呼べるしろものではない」という冷ややかな見方がある。誰がこの貧相な車に乗りたがるのか、という人もいる。自動車は、人命にかかわるものだから、安ければ売れるというものではないという見方も強い。新車発表後、アメリカの格付け会社はタタの評価を下げた。
しかし、こんな価格で自動車を作ってしまうタタ・モーターズは凄いと思う。びっくり
安全性に多少の問題はあるにしても、通常の概念では考えられない発想で技術革新した点は見習うものが多いと思う。燃費も23Lとなかなかなものだ。拍手
10万ルピーカー構想を立てた理由としてタタ会長は「1家4人が1台のバイクで移動する日常風景を見て、手ごろな値段で、雨の中でも安全な移動手段を提供したい」と語っていた。
なるほど!1家4人が1台のバイクで移動する事からすれば、この「ナノ」ははるかに安全な乗り物だ。
消費者の立場にたった発想、そんな価格で出来るわけがないと言われながらも自動車を完成させた信念と情熱には脱帽である。

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